この空の下で君への想いを叫ぶ

「え、えっと…萩原空、です」


「空ちゃん、ね。私は白石(しらいし)結愛。蓮とは中学が一緒なんだ」


「もういいだろ。行くぞ」


「蓮って無愛想でしょ?でも優しいとこもあるんだよ。だから誤解しないであげてね」


「おい、結愛。余計なこと言うな」



当たり前のように白石さんの名前を呼ぶ小坂くんに、胸がずきりと痛む。



「…二人は、仲がいいんですね」


「え?やだ、蓮ってば何も言ってくれてないの?」



嫌な胸騒ぎがして、冷や汗が額に滲んでくる。



「私と蓮、付き合ってるの」