この空の下で君への想いを叫ぶ

「離せよ」


「い、いててて…っ!」



掴まれていた腕がぱっと離され、代わりに広い背中が前に現れた。



「な、なんだよてめぇ…っ」


「嫌がってんだろ」



前に立つ小坂くんの顔はよく見えないけど、言葉の端から棘を感じた。


不機嫌オーラ全開の小坂くんに、二人組も少したじろいでいる。



「せんせー、あそこでタチの悪いナンパをしてる男の人たちがいまーす」


「なんだと、どこだ」



サラスト黒髪マッシュの男の子が片手を上げ、ちょうど近くにいた男の体育の先生がこちらに向かってきた。