この空の下で君への想いを叫ぶ

莉央が興奮した様子で近づいてくると、こそっと耳打ちをしてきた。



「あ、なんか小坂くんのこと探してたみたいで…」


「え、小坂くん?」



一体あの子は小坂くんとどういう関係なんだろう?


人とあまり関わろうとしない小坂くんに会いに来た女の子…。



「ごめん、莉央。私呼び込み行ってくるよ」


「え?呼び込みはもういいってさっき委員長が…って、空!?」



近くにあった“ぜひ1Dのメイド喫茶へ♡”と書かれている看板を手に、教室を飛び出す。


やっぱりどうしてもあの子のことが気になってしまう。


どういう関係なのか思い切って聞いてみなくては、ずっとモヤモヤとしてしまう気がした。



「えメイドさんがいるー。ねえねえお姉さん、俺たちと遊んでよー」