この空の下で君への想いを叫ぶ

「へぇ、楽しそう。それ、俺も行っていいかな?」



突然後ろから聞こえてきた声に驚いて振り向くと、そこにいたのは一ノ瀬くんだった。



「え…?王子…じゃなかった、一ノ瀬くん?」


「おー、一ノ瀬じゃん。珍しいな、おまえがこういうの乗ってくんの」


「さっき萩原さんと友達になったばかりなんだ。それに隣のクラスと交流もしてみたいと思ってたところだし、せっかくだから俺も一緒に行っていいかな?」


「え、そうなの空!?いつの間に王子と仲良くなってんの!」


「え?いやーあはは…」



一ノ瀬くんと友達になった覚えはないし、きっと私がさっきのことを言わないか見張るために、そして私の弱みも握るためについてこようとしているんだ。


…困ったことになった。





「うわ、すっごーい!もう三連続でストライクじゃん!やっぱり王子はボーリングも完璧なんだねー」