私は水族館を楽しむことにした。

「見て、シロクマいた!」

「ほんとだ、おっきいな」

「見てみて、ペンギンの餌やりだって、魚食べてる、餌欲しくて集まってきてるね」

「食べずに泳いでるペンギンもいるな」

「あのペンギン美味しそうに食べてるね」

「あ、イルカのショーもう少しで始まっちゃう、見に行かなきゃ」

「席どの辺りにする?空いてるとこあるかな」

「あそこあいてない?上のとこ」

席を見つけて、座った。

イルカのショーが始まった。

イルカがボールに向けて飛び跳ねたり、観客に向けて水しぶきを飛ばしたり、飼育員さんと一緒に泳いだりしてるところを見た。

可愛いと思った。

イルカの動き方や、餌を貰う時に回ったりとか。




私は、全力で楽しんだ。

水族館って、楽しいんだね。

泳いでる魚とか、餌やり見れたりとか。


「はぁー、楽しかった」

水族館を一通り回って、帰ることにした。

「よかった、楽しめたなら」

「帰ろっか、ありがとう水族館付き合ってくれて」

「いいよ、いつでも」

私たちは帰るために、階段を下っていた。

「永田さん」

後ろから声がした。