微かに光って見えてるのはケータイ? それを手に持って、部屋の中に入って来たのは…陸だった。 「大丈夫か?なんかすげぇ声がしたけど…」 「ひっ、ひっ…陸~」 久し振りに聞く優しい声に安堵して、あたしはとうとう泣きだしてしまう。 ────ゴロゴロ… その間にも、ますます大きくなる雷の音。