「なっ、なに…停電!?」 その後も空からゴロゴロと雷が落ちそうな音が聞こえてきて、その音があたしの体を小刻みに震わせる。 ママに似たのか、この世で1番怖いものが雷なのに──・・・ 「キャッ!怖いよぉ……」 なにも見えない部屋の中で頭を抱えていると、急に勢いよくドアが開く音がした。 「おい、大丈夫か!」