「アンドレア様と一緒に、研究をずっと続けていきたいです!」
「本当?」
「はい」
にこりと笑って答えると、アンドレア様にはぐされた。
え、ええええっ!
「あ、ご、ごめん……いや、あの、でも……その……じゃあ、学園を出て行こうか」
アンドレア様が体を離すと、私の手を握った。
そして、学園の正門を出る。
3年ぶりの学園の外だ。
「さぁ、このまま戴冠式なんだよね。シャーラとの婚約の発表も同時にしよう。いや、結婚式でもいいかな」
へ?
「た、戴冠式?」
何それ。
「いやぁ、あの騒動見てた貴族たちがね、陛下の愚かさに呆れてしまい、退位させることになって。兄はその、流石に醜態をさらしすぎたからね。僕が王位に就くことになったんだ」
いや、え?
「悩んだんだけど、魔法研究所の価値も見直されてきたけれど、もっと魔法研究員たちの待遇をよくするために引き受けたんだ」
「そうなんですね。アンドレア様らしい。待遇が改善されれば、研究費も増えますよね。そうすると、今まで以上に国民の生活を豊かにする魔道具の開発が進むでしょうし。素敵なことです」
アンドレア様すごいとニコニコ顔でいると、不安げな声をアンドレア様が発する。
「えーっと、シャーラ……もう一つのことには何も言わないの?」
「もう一つ?結婚式のことですか?そうですね、義妹と元皇太子殿下との結婚式は早い方がいいですよね。お腹もかなり目立ってきましたし」
……驚くことに、二人は結婚する。あれほどひどい言葉を投げつけあっていたのに。
3年の間に「このような顔になって、醜いと言いながらも目をそらさずに話をしてくれるのは君だけだ……」「こんな顔でも女扱いしてくれるのはあなただけだわ」と、なんだかんだと仲を深めたようだ。
どこかの小さな領地を与えられ静かに慎ましく暮らすことになるらしいけれど、学園での3年の幽閉生活に比べたら自由だと不満はないらしい。
うんうん。
他の生徒たちは、顔の変化で婚約解消されたり婚約したり、貴族同士のつながりにも変化がいろいろあったようで。どんな顔になろうと子供がかわいい派と、あんな醜い子はうちの子じゃない派でも社交界での立ち位置は変わったみたいですよ。
「いや、シャーラと僕の結婚式……」
アンドレア様の言葉に、心臓が止まりそうになる。
きっと聞き間違いだと思っていたのに。
「本当?」
「はい」
にこりと笑って答えると、アンドレア様にはぐされた。
え、ええええっ!
「あ、ご、ごめん……いや、あの、でも……その……じゃあ、学園を出て行こうか」
アンドレア様が体を離すと、私の手を握った。
そして、学園の正門を出る。
3年ぶりの学園の外だ。
「さぁ、このまま戴冠式なんだよね。シャーラとの婚約の発表も同時にしよう。いや、結婚式でもいいかな」
へ?
「た、戴冠式?」
何それ。
「いやぁ、あの騒動見てた貴族たちがね、陛下の愚かさに呆れてしまい、退位させることになって。兄はその、流石に醜態をさらしすぎたからね。僕が王位に就くことになったんだ」
いや、え?
「悩んだんだけど、魔法研究所の価値も見直されてきたけれど、もっと魔法研究員たちの待遇をよくするために引き受けたんだ」
「そうなんですね。アンドレア様らしい。待遇が改善されれば、研究費も増えますよね。そうすると、今まで以上に国民の生活を豊かにする魔道具の開発が進むでしょうし。素敵なことです」
アンドレア様すごいとニコニコ顔でいると、不安げな声をアンドレア様が発する。
「えーっと、シャーラ……もう一つのことには何も言わないの?」
「もう一つ?結婚式のことですか?そうですね、義妹と元皇太子殿下との結婚式は早い方がいいですよね。お腹もかなり目立ってきましたし」
……驚くことに、二人は結婚する。あれほどひどい言葉を投げつけあっていたのに。
3年の間に「このような顔になって、醜いと言いながらも目をそらさずに話をしてくれるのは君だけだ……」「こんな顔でも女扱いしてくれるのはあなただけだわ」と、なんだかんだと仲を深めたようだ。
どこかの小さな領地を与えられ静かに慎ましく暮らすことになるらしいけれど、学園での3年の幽閉生活に比べたら自由だと不満はないらしい。
うんうん。
他の生徒たちは、顔の変化で婚約解消されたり婚約したり、貴族同士のつながりにも変化がいろいろあったようで。どんな顔になろうと子供がかわいい派と、あんな醜い子はうちの子じゃない派でも社交界での立ち位置は変わったみたいですよ。
「いや、シャーラと僕の結婚式……」
アンドレア様の言葉に、心臓が止まりそうになる。
きっと聞き間違いだと思っていたのに。


