* その後、バイトが終わり、皇(こう)くんとカフェを出て、歩道を歩く。 「きよら、あのさ、バイト始めたのは」 わたしは力なく笑う。 「分かってる、彼女に会う為、だよね……?」 「は?」 「お似合いだと思う、だから」 「悪女、今日でお終いにするね」 皇(こう)くんは両目を見開く。 「今までありがとう、感謝しています」 「これ、今まで貰って貯めてたバイト代」