飲み込もうとしたご飯が、朔の言葉にびっくりして入ったらダメな方へ吸い込まれていった。
朔もびっくりして〝悪い。今じゃないよな〟と、咽(む)せる私の背中を摩ってくれる。
今じゃないって分かってるなら、言わないでよ。
いつ言われてもタイミング悪いけど。
告白って、もっと緊張漂う瞬間じゃないの?二人きりの静かな場所じゃないの?
咽せているから言葉が返せなくて、その間にいろんな考えが巡る。
もちろん良い答えは返さないけど、絶対に朔の好みのタイプじゃないと思っているから、何かの罰ゲームなのかもしれないとも考えた。



