朔くんに迫られるんですが





共感者を求めてここに来たけど、全員敵になってしまったみたい。




「…帰ります」


「あ、ちょっと待って」




敵ならここに居ても、仕方ない。


扉に向かうと、先生に呼び止められた。




「今日の放課後、早速その子を連れてきてくれない?」


「もう冷やかしは良いですから…」


「そうじゃなくて!私、用事があって帰らないといけないの。でも図書室は空けられないから。茅柴さんと二人で受付頼める?」




朔を見たいという口実なのは分かっていたけど、用事なら仕方ない。


一年生の時に受付の仕事は習得したから、先生の頼みに頷いた。