朔くんに迫られるんですが






「自由時間になったんです」


「それで来てくれたの?いつも来るのは休憩時間の時だけじゃない」




そう聞かれた後、私の疲れ切った表情を見て察してくれた先生は、私の話を聞いてくれた。




「…夢みたいな話ね。クラス替え初日に男の子に心を掴まれるなんて」


「だから!心は掴まれてないですって!ただ、本当の俺を知らないって言われただけです」


「でもその時の声が、聞いたことない声だったんでしょ?そんなのアプローチじゃない!私もそういう出来事に遭遇してたら、今頃ここで呑気に座ってコーヒー飲んでないわね」


「先生まで冷やかさないでくださいよ…」