どんな君でも愛してる


 私はしょっちゅう相川君とふたりで飲みに行っていたが、喧嘩はするし、そういう雰囲気ではない。

 私はトイレで北野さんに相川君が来たことを話した。彼女は綺麗に化粧を直して出て行った。

「部長、北野さん二部へお父様がいらしているそうで、そちらに行きました」

 部長が戻ってきて、報告に行った。

「またかい?一体何なんだろうね。家でも会えているだろうに、本当に……」

「まあ、いいんじゃないですか?」

「悪いね、川村さん。本当に君だから何とかなっているんだよ。仕事が倍になってしまって済まない」