「そういえば、丸メガネと三つ編みはどうしたんだ?」
神谷くんは何気なく、私に尋ねてきた。
「実は、私、男嫌いで。華乃音が、男の子を寄せ付けない為に提案してくれたの」
「あぁ、なるほど。俺、席替えの時、不思議に思った。メガネなのになんで1番後ろなんだろうって」
「あはは……、普通はそう思うよね」
私が苦笑いしていると、神谷くんはじっと見つめてきた。
「? 神谷くん、どうしたの?」
「いや……、でもその姿だと、他の男に言い寄られる可能性大だな。やっぱり、メガネとおさげにしとけ」
「えぇぇっ!!? 私なんか恋愛対象にはいらないよ……!!」
「相変わらず無自覚。でももしそうなったらーー、俺が全力で守るから、まぁ許す」
ーー『全力で守る』。
神谷くんの言葉にキュンとしながらも、私は神谷くんに「ありがとう」と言ってほほ笑んだ。
「何、その顔、可愛すぎ」
チュッと私の唇に神谷くんは甘いキスを再び落としたのであったーー。
END

