君に、恋した俺の負け。

「え?」
「おー!お客さんおめでとうございます。A賞とC賞ですよ」
「あ、はい。」
「お持ちしますね。」
まさかのA賞に加えC賞!!!!
ただ、どうやって渡すんだ…
ってあの子いない!?
どこいったんだ…渡せないじゃないか…

「こちらA賞のジオラマフィギュアとC賞のビックアクスタです。袋に入れておきますね。」
「ありがとうございます。」

店を出るとソファーでうーん…と唸っているあの子がいた。
徐に俺は2つ席を空けて座ると
あの子に声をかけられた。

「おめでとうございます〜!A賞当てちゃうなんて凄いですね!」
「あ、え?」
「ごめんなさい。いきなり声掛けちゃって」
「いえ、人気なんですか?このくじ」
ちゃんと話せているだろうか。