すると太陽がなにかをこらえるように俯き、そして私を見つめてきた。 その瞳は、さっきまでの真っ直ぐな芯を失い、今日初めて揺らいでいて。 「……これからも、幼なじみとして隣にいてもいいか?」 その答えはもちろん最初からひとつだけ。 「もちろんだよ、太陽」 そう、答えた直後だった。 突然背後から腕を引かれ、私の身体は太陽から引き離されていた。