「あのね、鈴原くん好きな食べ物は何？」

「せやなぁ〜好きな食べ物かぁ。。何でも好きやけどオムライスが好きやなぁ」


オムライス！！
可愛い！！！！


「そうなんだ！オムライスいいね！美味しいよね」

「急にどうしたん？」

「えっ！えっと…」


お弁当はサプライズにしたいから…


「前も言ったんだけど…鈴原くんの事もっと色々知りたいなと思って」



しーーーん

いきなりの沈黙。



私、変な事言っちゃった！？

やっぱり、本当の彼女じゃないのに厚かましかったんだ！！！


穴があったら入りたい。



「あっ鈴原くん、変な事言ってごめ…」



ぎゅっ


「えっ…」

気付けば抱きしめられていた。