「待って」
そう言いながら、鈴原くんはピアノの前に座った。
「外じゃなくて中で聴いてよ」
ドキ。
「いいの?」
「うん。」
私は近くの椅子に座る。
その様子を見てニコッと微笑んでから、演奏を始めた。
リストの愛の夢。
大好きな音色で聴ける愛の夢。
扉の外で聴いていた時とは比べ物にならないぐらいの感動が押し寄せる。
音が近くて、そして演奏している鈴原くんの表情、息遣いまでも感じる事が出来て目が離せない。
どうしてこんな素敵な音が出せるんだろう。
私はきっと今世界で1番幸せだ。
そう思っても過言ではない。
大好きな曲を目を閉じて聴いた。
そう言いながら、鈴原くんはピアノの前に座った。
「外じゃなくて中で聴いてよ」
ドキ。
「いいの?」
「うん。」
私は近くの椅子に座る。
その様子を見てニコッと微笑んでから、演奏を始めた。
リストの愛の夢。
大好きな音色で聴ける愛の夢。
扉の外で聴いていた時とは比べ物にならないぐらいの感動が押し寄せる。
音が近くて、そして演奏している鈴原くんの表情、息遣いまでも感じる事が出来て目が離せない。
どうしてこんな素敵な音が出せるんだろう。
私はきっと今世界で1番幸せだ。
そう思っても過言ではない。
大好きな曲を目を閉じて聴いた。



