「類、クリームついてるよ」
「あ、」
「反対側」
「こっちですか？」
「もう少し上」
類の指はなかなかクリームの位置に辿り着かない。
もう私が取ってあげた方が早いと思い、私は類のクリームを指で拭った。
「取れたよ」
人差し指についたクリームを類に見せると、彼はそのまま私の手を掴んで人差し指のクリームを舐めとった。
「ッん……！」
類のまさかの行動に変な声が漏れてしまう。
類の柔らかい唇の感触と吸われた時の感覚が指先にじんわりと広がる。
「うん、甘い。ごちそうさまです」
類はフッと口角を上げて満足げに私の方を見ていた。
だからぁーーーー！ そういうの、心臓に悪いからーーー！
多分私の顔は相当赤くなっていたから、類はそれを見てなぜか嬉しそうにしていた。
「あ、」
「反対側」
「こっちですか？」
「もう少し上」
類の指はなかなかクリームの位置に辿り着かない。
もう私が取ってあげた方が早いと思い、私は類のクリームを指で拭った。
「取れたよ」
人差し指についたクリームを類に見せると、彼はそのまま私の手を掴んで人差し指のクリームを舐めとった。
「ッん……！」
類のまさかの行動に変な声が漏れてしまう。
類の柔らかい唇の感触と吸われた時の感覚が指先にじんわりと広がる。
「うん、甘い。ごちそうさまです」
類はフッと口角を上げて満足げに私の方を見ていた。
だからぁーーーー！ そういうの、心臓に悪いからーーー！
多分私の顔は相当赤くなっていたから、類はそれを見てなぜか嬉しそうにしていた。
