明日、私も学校だから、早くご飯食べて明日に備えないと…!
今日の夜ご飯、何かなぁ?
「あ、恵麻。ほら、冷めちゃう前に食べちゃいなさい。」
「うん。分かったよ。」
私がいつも座っている椅子にそっと座る。
わぁ、今日は唐揚げか…!
ふふっ、お母さんの作る唐揚げ、サクサクで美味しいんだよなぁ…
そう思いながら、お皿に乗っている唐揚げを1つ取り、口の中へ運ぶ。
「ん〜!おいしい!」
やっぱお母さんのつくる唐揚げ、美味しすぎる〜!
「ふふっ、恵麻の反応見ると作ったかいがあるわぁ」
ご満悦そうにそう言ったお母さん。
そうすると、お母さんはあっ!っと思い出したような表情をした。
「あ、そうだ。そういえば、冬麻、生徒会長なったんだっけ?」
「あー、そう。別に俺はなりたかった訳じゃないんだけどね。」
え…!生徒会長?!
やっぱり冬麻は凄いなぁ…
私も、中学三年生の時、生徒会長に立候補したけど、なれなかったんだよな…
たしか、もう1人立候補者がいて、その人はクラスの中心的存在で、他学年の人にも人気だったから、圧倒的投票数でその人になった。
…なんて、そんなことがあったっけ。
「なに、ねーちゃん暗い顔してっけど。ただでさえ前髪重くて暗いのに、表情まで暗くてどうすんの?」
ニヤッとした笑みを浮かべながらそう冬麻が私に向かって言った。
「しょうがないよ…前髪が視界に入らないと、不安になっちゃうんだから…」
私の見た目は、地味。重い前髪に、おさげ、更にはメガネと、ザ・地味子みたいな見た目をしている。
でも、これが一番落ち着くの。
中学のはじめ頃は、こんな地味な姿じゃなかったんだけど、私の顔が変なのか、よく私に視線が集まっていた。それが嫌で、いつしかこんな見た目になっていた。
「ってか、ねーちゃんは何かやってんの?」
「えっと、学級委員になったよ」
「ふぅん」
冬麻は、そう言って興味無さげにご飯に目をやった。
やっぱ、生徒会長と比べると劣ってるよね…あはは…
今日の夜ご飯、何かなぁ?
「あ、恵麻。ほら、冷めちゃう前に食べちゃいなさい。」
「うん。分かったよ。」
私がいつも座っている椅子にそっと座る。
わぁ、今日は唐揚げか…!
ふふっ、お母さんの作る唐揚げ、サクサクで美味しいんだよなぁ…
そう思いながら、お皿に乗っている唐揚げを1つ取り、口の中へ運ぶ。
「ん〜!おいしい!」
やっぱお母さんのつくる唐揚げ、美味しすぎる〜!
「ふふっ、恵麻の反応見ると作ったかいがあるわぁ」
ご満悦そうにそう言ったお母さん。
そうすると、お母さんはあっ!っと思い出したような表情をした。
「あ、そうだ。そういえば、冬麻、生徒会長なったんだっけ?」
「あー、そう。別に俺はなりたかった訳じゃないんだけどね。」
え…!生徒会長?!
やっぱり冬麻は凄いなぁ…
私も、中学三年生の時、生徒会長に立候補したけど、なれなかったんだよな…
たしか、もう1人立候補者がいて、その人はクラスの中心的存在で、他学年の人にも人気だったから、圧倒的投票数でその人になった。
…なんて、そんなことがあったっけ。
「なに、ねーちゃん暗い顔してっけど。ただでさえ前髪重くて暗いのに、表情まで暗くてどうすんの?」
ニヤッとした笑みを浮かべながらそう冬麻が私に向かって言った。
「しょうがないよ…前髪が視界に入らないと、不安になっちゃうんだから…」
私の見た目は、地味。重い前髪に、おさげ、更にはメガネと、ザ・地味子みたいな見た目をしている。
でも、これが一番落ち着くの。
中学のはじめ頃は、こんな地味な姿じゃなかったんだけど、私の顔が変なのか、よく私に視線が集まっていた。それが嫌で、いつしかこんな見た目になっていた。
「ってか、ねーちゃんは何かやってんの?」
「えっと、学級委員になったよ」
「ふぅん」
冬麻は、そう言って興味無さげにご飯に目をやった。
やっぱ、生徒会長と比べると劣ってるよね…あはは…