今日は4月1日、隆春の誕生日。
あたしはコンコン、と自分の部屋から隣の家の窓をノックする。
「やっほー、隆春。そっち行っていー?」
「おー、ちょっと待てよ」
カーテンから見える隆春の影が少し動いたあと、シャッとカーテンと窓が開いて、隆春が顔を出した。
「ありがとー!」
「落っこちるなよ」
「わかってるわかってる~」
あたしは答えながら、窓からするりと隆春の部屋に入った。
あたしはコンコン、と自分の部屋から隣の家の窓をノックする。
「やっほー、隆春。そっち行っていー?」
「おー、ちょっと待てよ」
カーテンから見える隆春の影が少し動いたあと、シャッとカーテンと窓が開いて、隆春が顔を出した。
「ありがとー!」
「落っこちるなよ」
「わかってるわかってる~」
あたしは答えながら、窓からするりと隆春の部屋に入った。