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そんな俺にはお構いなしで
9月に入った学校は、
来月の文化祭体育祭に向けて
お祭りムードが漂っていた。
そんな雰囲気に嫌気がさした俺は
1人屋上に向かっていた。
はーーーーーーぁ
俺は空を見上げて1人大の字に寝た。
俺、何やってんだろーなー。
今日すずにも日野にも謝らなきゃな。
すずには部活で話す時間あるし、
まずは日野に謝ろう。
俺はラインで日野を屋上に呼んだ。
屋上の扉が開く。
「お、日野か?」
起き上がって後ろを向く。
そこにいたのはすずだった。
「し、しょう。いるって知らなかった。邪魔してごめん。」
「いや、俺のほうこそごめん。」
俺、すずに謝らなきゃ。
「すず!」「翔!」
声が被った。
「翔から先にいいよ。」
すずがそう言った。
「わかったありがとう。すず、この間は本当にごめん。俺、すずが俺のためにしてくれた行動だってわかってたのに、試合に出れないショックとあの時期に怪我しちまった自分にイライラして、あんな酷いこと言った。本当にごめん。」
「私のほうこそごめん。やっぱり、先に翔に言うべきだった。」
「いや、そしたら俺は試合に出るためになんとしても監督に言おうとするお前を止めた。お前もそれわかってたからあえて俺に言わなかったんじゃねーの。」
「それはそうだけど、それでも翔の人生なんだから、私の判断で監督に言うんじゃなくて、翔に相談するべきだった。」
そう言って2人で大の字で寝転がった。
「やっとすずにごめんって言えたー!」
俺が空に向かってそう叫ぶと、すずは笑って
「やっと翔と仲直りできたー!」
と空に向かって叫んだ。
俺達はお互いを見合って笑った。
やっぱ俺の人生にはすずがいないと楽しくないな!
そう思った瞬間だった。
"ピロンッ"
「お、日野からライン返ってきた。日野にも謝ろうと思って、屋上に呼んだんだよ。」
「あ、そうだったんだ!じゃあ私はそろそろ行くね!翔、優佳の事本当に大切なら、優佳にしっかりその気持ち伝えなきゃダメだよ!優佳はモテるんだからね!」
そう笑顔で言ってすずは立ち上がった。
ガチャッ
屋上の扉が開いて、日野が屋上にやってきた。
「あ、優佳、、、。」
「す、ず、、、。」
「じゃあ優佳、翔、また教室でね!」
すずはそう言って屋上を出ていく。
「すず!」
俺の声にすずが振り返る。
「すず、ありがとな!」
すずは手をあげて、そのまま屋上を後にした。
「日野。話があって呼んだ。」
「は、話って何かな?」
「俺、怪我してから自分にイライラしてて、野球のことで頭がいっぱいで、、、日野は関係ないのに、、、本当にごめん。俺、こんなんでも日野のこと本当に大切に思ってるから。だから許して欲しい、、、。」
少し合間があった。
「よかったぁぁあ〜。話があるって言うから、私振られるのかなって思った。」
そう言って日野は切ない笑顔でこっちを向いた。
俺はなんて最低なんだ、
本当に最低な彼氏だ。
日野に申し訳ない気持ちになる。
俺は日野を思いっきり抱きしめた。
「日野、こんな俺と付き合ってくれてありがとな」
そんな俺にはお構いなしで
9月に入った学校は、
来月の文化祭体育祭に向けて
お祭りムードが漂っていた。
そんな雰囲気に嫌気がさした俺は
1人屋上に向かっていた。
はーーーーーーぁ
俺は空を見上げて1人大の字に寝た。
俺、何やってんだろーなー。
今日すずにも日野にも謝らなきゃな。
すずには部活で話す時間あるし、
まずは日野に謝ろう。
俺はラインで日野を屋上に呼んだ。
屋上の扉が開く。
「お、日野か?」
起き上がって後ろを向く。
そこにいたのはすずだった。
「し、しょう。いるって知らなかった。邪魔してごめん。」
「いや、俺のほうこそごめん。」
俺、すずに謝らなきゃ。
「すず!」「翔!」
声が被った。
「翔から先にいいよ。」
すずがそう言った。
「わかったありがとう。すず、この間は本当にごめん。俺、すずが俺のためにしてくれた行動だってわかってたのに、試合に出れないショックとあの時期に怪我しちまった自分にイライラして、あんな酷いこと言った。本当にごめん。」
「私のほうこそごめん。やっぱり、先に翔に言うべきだった。」
「いや、そしたら俺は試合に出るためになんとしても監督に言おうとするお前を止めた。お前もそれわかってたからあえて俺に言わなかったんじゃねーの。」
「それはそうだけど、それでも翔の人生なんだから、私の判断で監督に言うんじゃなくて、翔に相談するべきだった。」
そう言って2人で大の字で寝転がった。
「やっとすずにごめんって言えたー!」
俺が空に向かってそう叫ぶと、すずは笑って
「やっと翔と仲直りできたー!」
と空に向かって叫んだ。
俺達はお互いを見合って笑った。
やっぱ俺の人生にはすずがいないと楽しくないな!
そう思った瞬間だった。
"ピロンッ"
「お、日野からライン返ってきた。日野にも謝ろうと思って、屋上に呼んだんだよ。」
「あ、そうだったんだ!じゃあ私はそろそろ行くね!翔、優佳の事本当に大切なら、優佳にしっかりその気持ち伝えなきゃダメだよ!優佳はモテるんだからね!」
そう笑顔で言ってすずは立ち上がった。
ガチャッ
屋上の扉が開いて、日野が屋上にやってきた。
「あ、優佳、、、。」
「す、ず、、、。」
「じゃあ優佳、翔、また教室でね!」
すずはそう言って屋上を出ていく。
「すず!」
俺の声にすずが振り返る。
「すず、ありがとな!」
すずは手をあげて、そのまま屋上を後にした。
「日野。話があって呼んだ。」
「は、話って何かな?」
「俺、怪我してから自分にイライラしてて、野球のことで頭がいっぱいで、、、日野は関係ないのに、、、本当にごめん。俺、こんなんでも日野のこと本当に大切に思ってるから。だから許して欲しい、、、。」
少し合間があった。
「よかったぁぁあ〜。話があるって言うから、私振られるのかなって思った。」
そう言って日野は切ない笑顔でこっちを向いた。
俺はなんて最低なんだ、
本当に最低な彼氏だ。
日野に申し訳ない気持ちになる。
俺は日野を思いっきり抱きしめた。
「日野、こんな俺と付き合ってくれてありがとな」