リングノート〜必ず君を甲子園に連れて行く〜

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20時半になって、俺たちの勉強会が始まった。

すずはまだ家に帰る電車の途中だったけど、

テレビ電話越しに俺達に勉強を教えてくれていた。

「だから違うってば〜、これはこっちに代入するのよ。これ中学生で習うことだよー?翔はほんと野球しかやって来なかったのね。」

すずが俺に呆れている。

そんな俺たちをみてくすくす笑っている日野。

そしてそんな日野を画面越しにみながら、

俺の隣でニヤニヤしている烈。

「おい烈、お前勉強しないんなら気が散るから向こう行け。てかお前もテストやばいんじゃねーの?」

「そうだった、いけないいけない。」

そう言ってやっとノートを開いた烈。

こうやって俺たち3人は期末までの2週間、

毎日3時間わからない所をすずに聞きまくって、

とにかく必死に勉強した。