「え?」 今なんて… 「アンタの字、クセあるよ」 みるみる自分の顔が赤くなるのが分かる。 え?この人が、画伯さん? ちょ、ちょっと待って。 心の準備が、できてない。 「何?知り合い?」 赤髪の怖そうな人に問われるとハッシュの人は「うん。先行っていーよ」と答えた。 何かを察した環ちゃんは、少し離れたところでソワソワこっちを見ながら私を待っている。