捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

話している俺もむかついてきた。
いつか全員まとめて殺す。

「…切るか。」

親父がそう言う。

「まだ、早い。証拠が見つかり次第、訴えてそれで切る。」

「そうだな。うちでも証拠を集めることにするよ。それとさっきの恋人にしろというのは無しだ。光司さんの娘となると話が違う。」

「助かる。だが、俺は花恋といつか恋人どころではなく結婚したいと考えているが?」

親父が驚いている。
無理もないだろう。

「本当か。」

「ああ。花恋が俺に振り向いてくれるまで待つが。」

親父が笑う。

「それは時間がかかりそうだ。」

少しイラッとくる発言だが気にしない。

花恋のペースに合わせてアプローチしていくつもりだ。