捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

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会社について車から下りる。

勇輝とともにエレベーターに乗り込んで社長室に向かう。

最上階についた。
社長室に向かう途中で勇輝が話しかけてきた。

「私は入口で待っていますので。」

会社の中では側近としての口調になる勇輝。

馬鹿ではないしコミュニケーション能力も高いから良い奴ではある。

大学を卒業したら俺の秘書になる予定だ。

「分かった。」

社長室についてドアをノックした。

「失礼します。」

入れ、と中から聞こえてきたのでドアを開けて入室した。

「親父、何の用だ。」

入って早々俺は切り出した。

「久しぶりに会ってその態度とはなんなんだか。」

ははは、と笑っている親父。

相変わらず、飄々とした父親だ。