捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

「ああ。その事か。」

「重たくて大変でしたよね…、ごめんなさい。」

「いや、軽すぎて心配になったくらいだ。俺は全然気にしてなかったから安心しろ。」

軽すぎるなんて冗談だろう。
でも蓮さんが怒ってなくて良かった。

「そうですか…、少し安心しました。運んでくれてありがとうございます!」

「お互いさまだな。」

「え…?」

「俺もお前も。」

あっ、蓮さんは朝のことで私は昨日の夜のことをいっているのかな…?

「だからこれでおあいこだ。」

そう言うとふっと笑った。

ドキっ…。

その顔はずるい…。反則じゃないですか…?

「そうですねっ!」

そう言うと2人とも微笑んでいて、幸せな空間になっていた。

夜も遅いので私は自分の部屋に戻ることにする。

「蓮さん、おやすみなさい。」

「ああ。花恋もおやすみ。」

蓮さんの部屋の扉を閉めて、自分の部屋に入る。

ベッドについて私は深い眠りにつくのだった。