捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

「その言葉は本当か…?」

「はい…!ですので、お顔を上げてください!」

私がそう言うと蓮さんはようやく顔を上げてくれた。

「花恋、本当にすまなかった。俺を心配して来てくれたんだろう?」

「はい、そうです…!何かあったのではないかと思って…。それともう謝らないでください!謝られるよりもお礼を言われる方が私は嬉しいです…!」

謝ることはお互い悲しくなるけど、お礼を言われることはお互い嬉しくなる。

「…っ、そうか。ならこの件に関してはもう謝罪はしない。そして心配してくれてありがとう。」

「…!いえ!どういたしまして!」

誰だって間違いや失敗はある。そんな時お互いに許しあっていけるように私は心がけているんだ。