捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

「…分かりました。明日からは少し量を増やしてみます。」

そう言うと蓮さんは少し安心した表情になった。

「そうしてくれ。」

蓮さんは私が食べ終えるのを待っていてくれたのか最後に一緒に
「「ごちそうさまでした。」」
と言って食事を終えた。

蓮さんはいただきますと言う時もごちそうさまでしたと言う時も綺麗に手を合わせていた。
お箸や食器を持つ手も綺麗で、きっと作法がしっかりしているんだと思う。

私も見習おう!明日からは気をつけて食事をしようと思った。

食器を洗おうとキッチンにお皿を持って向かうと、何やら蓮さんがキッチンの引き出しを開けてお皿を入れているようだった。

お皿洗って収納してるのかな…?でもさっき食器は他のとこに入ってたし…。

「花恋のも入れるから貸せ。」

えっ…!私のはまだ洗ってないからしまえないよ!

「あ、あの私のはまだ洗ってないのでしまえないです…!」