捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

スーパーから帰ってきた私は急いで夕飯の準備を進める。

蓮さんからのリクエストでハンバーグを作ることになったんだよね。
あんな大人っぽいのに意外と子どもっぽい一面もあるのかと分かると少し親しみを感じる。

スーパーでは明日の朝用のパンなども購入し、荷物がいっぱいになってしまった。
でも、その荷物全て蓮さんが運んでくれたんだよ。
私も手伝うと言ったのに全然持たせてくれなくて、仕方なく諦めて全て任せることにした。
華奢に見えた蓮さんが案外力持ちということが分かってびっくり。

そしてお支払いする時になんか黒いカードで支払っていたんだけど、店員さんが少しびっくりしていたんだよ。私はよく分からなかったけど何かあるのかな…?

そんなことをぼんやり考えていたらあっという間にハンバーグが完成した。
時間がなくてご飯は冷凍のものだけど、他のみそ汁とサラダ、ハンバーグは手作りだよ。

お皿に盛り付けをしていたんだけど、食器の数と器具が最低限のものしかなくてびっくり。
やっぱあんまり料理とかしないんだな。

盛り付けをし終えた料理たちをダイニングテーブルに運んでいた時だった。