捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

確かに冷蔵庫を開けるとお水しか入ってなかった。

「今までどうやって生活してたんですか!?」

「…コンビニとかウーバーで」

そんなの体に悪いんじゃ…。蓮さんの体が心配だよ…!

「体調とかは大丈夫だったんですか…?」

「ああ。特に。」

それならよかった…。
ほっと息をつく。

「では私は今からスーパーに買い物してきます。」

「俺も行く。袋持ちがいるだろ。」

「…!ありがとうございます!」

2階に行ってお財布を取ってくる。

お金は残り320円か…。どうしよう、これじゃ買えるものがほとんどないな…。

急いで1階に戻って蓮さんに伝える。

「あの…、私お金ほとんど持ってなくてその…」

私が口ごもっているのをみて蓮さんは言った。

「ああ、知ってる。お前の生活費は俺が払うから心配するな。」

え…?なんで私がお金持ってないこと知ってるの?