捨てられたはずの私がクールな御曹司に溺愛される話。

公園を出て、謎の男の人の家に向かっている時だった。
「そういえば、名前言ってなかったな。俺は九条蓮。」

九条蓮、名前までかっこいいなんてすごいな…!

「私は、…水瀬花恋です…。」

久しぶりに自分の本名を言った気がする…。

「花恋か、良い響きだな」

いきなり呼び捨てされてびっくり…!
心臓に悪いよ…!

「そんなこと初めて言われました…。」

今まで、見た目にあってないだとか、妹の方がその名前似合うとかばっかり言われてきたから。

「本当か、似合ってると思うが。」

「…ありがとうございますっ…!」

「…っ、ほら家着いたぞ」

あれ…?心なしか九条さん、顔が赤い気がする…。大丈夫かな…?

「あの、大丈夫ですか…?顔赤いですけど、熱でもありますか…?」

「なっ、なんでもない。気にするな。」

そう言ってポケットから鍵を取り出していえのドアを開けた。

「ほら、入れ。」