後で現場に来る所轄の人たちに、あたしゃなんて説明すりゃいいんだ!?

「ゴメン、本当にゴメン!」

達郎は手をあわせた。

「レミが怒られたらオレも一緒に謝るから!」

そう言って達郎が頭を下げると、あたしはもう何も言えなくなってしまった。

くそ、コイツが人に迷惑かけてふんぞりかえってるようなヤツだったら、とっとと辞表出してやるのに。