推しとの恋は、ケーキのように甘い。



「えっ?」

「ん?」

「あっ!私からのは、お金は払わなくて大丈夫です!」

私も楽しく作らせてもらったし、推しのあんな可愛い顔が見れたし。

「いやいや払わせてよ」

「いやいや」

「…いつかちゃんと、お金を払わないで貰うからバレンタイン。今は払わせて。」

「…?」

その後、結局お代を貰ってしまったし、ケーキ1個に1000円も払って貰ってしまった。

「じゃあ、また来るね。さくらちゃん。」

そう言って、瑛斗くんは店を出ていった。

夜ご飯の後、お父さんにも、今日作ったケーキを出したら、お父さんは泣いて喜んでいた。

こうして今年の私のバレンタインは終わった。