「ゆう。だめだよ、日焼け止め塗らなきゃ」
「ゆう!起きて!朝ごはん、食べなきゃいけないからね!」
「ゆう、明日テストだよ…」
「ゆうっ。そんな格好で外でたら風邪ひく、!」
いつもそう私を叱るのは、雨宮 翔大。
通称、しょう。
普段はあまり喋らないけど、私の前だけではおしゃべりな隣の家の仲良しさん。
「まじで、雨宮って赤羽の保護者って感じだよなぁ〜」
えぇ、よく言われます。
「付き合ってんの?」
いいえ。
「幼なじみです」
これをドヤ顔で言えるのが、私の誇りだった。
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