本当に、神様を信じててよかった!



「ありがと」


どうやらマイネームを使い終わった蒼が、私の机にマイネームペンを置く。


蒼がペンを置くために少し体を傾けると、ふわっと蒼の香りがした。


香水みたいな、甘いけどさっぱりした匂い。


また、とくんと私の胸が鳴る。


「どういたしましてっ」


「また次貸して」


「う、うん」



・・・・・・神様、ほんっとーーーーにありがとう!!