『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

エアロリンに呼ばれて、ハッとして部屋を出る。

すっかり外のことを忘れちゃっていた。

部屋にはクラスの不良たちがいて、私を見ると話しかけてくる。


「あ〜! ねぇねぇ、玲央知らな〜い?」

「すみません、玲央を知りませんか? 集まらないといけないのに、来ていなくて」

「知らないよ!」


私がそう答えると、クラスの不良たちは困ったように話し出した。

……う〜ん、こういうのに呼ばれるのが嫌だったから、人がいないところを探してたのかな?

一人で静かにしてるのが好きみたいだし……

そんなことを考えていると、優河君がこっちに話かけてきた。


「そうだ、玲央がどこにいるかの情報は売ってないかな?」

「えっとね! たぶんないよ!」

「そうか……」


優河君はそう言って、残念そうにした。

……場所を知られたくないみたいだし、言わないほうがきっといいよね。

このままどっかに行ってくれるといいなぁ……

その想いが伝わったのか、クラスの不良たちは「お邪魔しました」と言って部屋から出ていった。