『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「それじゃあ、ボクいないほうがいい? 静かがいい?」

「……お前は必要以上に話しかけてこないからいてもいい」

「やったあ!」


喜んで、声をあげる。

これって、友達って言ってもいい……よね?

初めての友達ができちゃった!

嬉しくて、浮かれた気分になりながら立ち上がる。


「ねえねえ、これって友達ってことだよね! お友だち記念に情報一個あげるよ!」

「……別にない」

「えー! じゃあまたあったら教えてね!」

「……ああ」


やっぱり欲がないなぁ、玲央君は。

聞いてきた情報も、人がいないところを教えてってだけだったし。

そう言う人を見ると、何故か甘やかしたくなる。

なんでだろう……

私は本に視線を戻した玲央君を見ながら、そう考えていた。


「マスター、お客様がいらっしゃいました」

「わかった! いくね!」