『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

え?

本当にいいの?

話すの苦手そうなのに……

ちょっと戸惑いながらも、嬉しいのでお礼を言う。


「ありがと! 玲央君! なんの話をする?」

「……なんでもいい」

「じゃあ、なんで人が来ない場所を知りたかったのか教えてよ!」

「……わかった」


そう言って、玲央君は本を閉じる。

ワクワクしながら見ていると、玲央君はさっそく話し始めた。


「……人がいると騒がしい」

「そうなんだ!」

「……ここは静かでいい」


そう言って、椅子の背もたれにもたれかかった。

……なんか、哀愁? があって大変だったんだなぁってわかる。

どこか遠い目をしていて、疲れたような雰囲気だ。

……あ、そうだ。