『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

放課後、私はまた情報屋部屋に来ていた。

クローゼットから七不思議役用アクセサリーを取り出して、つける。

朝に来たお客さんは、何の情報も聞かずに帰っちゃった。

でも他の七不思議の話も少しできたし、広まってくれるといいな。

そんなことを考えながら、部屋にある椅子に座る。


「エアロリン、玲央君はまだ部屋にいるの?」

「はい」

「そうなんだ!」


私はセーブルの口調で、返事をする。

声が聞かれてたら、エーブルじゃないってバレるし。

でも玲央君がいるのか〜……

どうしよう、話しかけに行こうかな?

お客さんが来るまでは暇だし……話しかけに行こっと。

そう考えて、立ち上がる。


「玲央君、入るね!」


扉を開けて、中に入る。

玲央君は中で本を読んでいて、私が中に入ってきたことに気がつくと顔を上げた。