『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「……人がいない場所はあるか?」

「あるよ、ある!」



私は元気よく返事をして、部屋にあった扉の一つを開けた。

中は少し狭いが、落ち着いた雰囲気の部屋だ。

「じゃーん!」と効果音を声に出しながら、部屋を紹介する。


「この部屋は、情報を探すときに待っててもらうために作ったんだよ! でも使ってないんだよね!」

「……そうか。ここを使っていいのか?」

「うん、好きに使ってね!」


笑顔で答えると、玲央君は部屋の中に入っていく。

どうかな?

居心地がいい部屋にしてあるはずなんだけど……

ワクワクしながら見ていると、玲央君は呟いた。


「……いい場所だな」

「そうでしょ! いつでも使ってね!」

「ああ」