『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「今日は豪華な朝ごはんだね? 何か特別なことでもあったっけ?」

「昨日はしののところに初めてお客さんが来ただろ? そのお祝いだよ」

「ええっ、別にいいのに……でも、ありがとう!」


私が笑顔でお礼を言うと、蒼は「どういたしまして」と言って優しく微笑んだ。

やっぱり蒼は優しいな。

自分のことじゃないのに、いつもお祝いしてくれる。

今回も、蒼はまだ取引できてないのに……

取引できるように、私も協力しないと!

気合いを入れながら朝ごはんを食べていると、すぐに食べ終わってしまった。


「「ごちそうさま」」


蒼と一緒に挨拶をして、立ち上がる。

まだ出発まで時間があるけど、七不思議をしなくちゃいけないから暇じゃない。

お客さんが来るかはわからないけど、来たら他の七不思議の話をしてみよう。

少しは興味を持ってくれるかも。

そう考えながら、蒼に言う。


「私、情報屋してくるね! できるだけ他の七不思議も伝えるから!」

「いってらっしゃい」

「いってきます!」