『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「今日はどうだった? 七不思議として活動できた?」

「うん。何人かに取引を仕掛けたけど、断られた。しのは活動できた?」

「うん! 朝に来てくれた人が仲間を連れて来てくれたの」


そう言って、笑う。

私の七不思議は自分から行くものじゃなくて、人が来るのを待つものだから、誰も来なかったかもしれない。

だからお客さんが来てくれてよかった。

そう考えながら、来たお客さんたちのことを蒼に話す。


「その仲間がクラスの不良たちで、名前を聞いたの」

「ああ、そういえば名前知らなかったな」

「そうなの。あの人たち有名らしいし、名前くらいは覚えといたほうがいいんじゃないかな」


そう言って、不良たちの名前を紙に書いていく。

敬語の人が響真、可愛い系の人が亜沙陽、眠そうな人が奏夢、俺様系の人が雷斗、優しい系の人が優河、あとは玲央君も有名らしいんだよね。

だから紙に書いて……これで良し。

私は紙を蒼に渡す。


「はい、これに名前書いておいたから」

「ありがと。あ、そういえばこいつら、取引しかけたけど断ってきたよ」

「そうなんだ? 私、七不思議広めたいから七不思議の場所教えておいたよ」

「そうか」