『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

莉乃は寂しそうな声色で、呟くように言った。

この声を聴くだけで、どれだけ寂しかったかがわかる。

親友だから、以心伝心なんだよね。

そんな莉乃に、私は言う。


「本当にごめんね……かわりにここでのこと、教えるから! 今日もいろいろあったんだよ」

『そうなの? 依頼のこと、話してもいいの?』

「あ、そうだった! ごめん、多分言えないと思う……でも、ほかのことを教えるから!」


莉乃に聞かれて、思い出す。

そういえば依頼の内容、勝手に話しちゃいけないんだった。

莉乃はたぶん身内だからいいと思うけど、ルールはできるだけ守りたいし……

でもこの学園は楽しそうだし、ここで過ごして起きたことを伝えるだけでも寂しさは薄れるはず!

そう考えながら、私は莉乃に今日起きたことを話し始めた。