『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「ふぁ……! よくねたぁ……!」


あれ、ここは……家じゃない?

あ、そっか……寮生活だった。

物の配置が全く同じだったから気づかなかったよ……

さすが蒼、私の部屋をよく見てるだけはあるね。

ん~、お腹空いたぁ……でもご飯ってどうなってるんだっけ?

私も蒼もご飯作れるけど、せっかくだし私が……ってあれ、いい匂いしてきた。

もしかして……


「蒼! もしかしてご飯作ってくれてる!?」

「ん? あぁ、作ってるよ。今日はオムレツだけどいい?」

「それはもちろん……って違うの! 片付けも蒼に頼んじゃったし、私が作ろうと思ったのに!」


寮室のリビングに駆け込んでみると、やっぱり蒼が朝ご飯を作っていた。

せっかく作ろうと考えたとこだったのに……

そう、残念そうにしていると蒼が言った。


「そうだったのか……でも今日は俺が作っちゃうな。早めに起きたし、あともう少しで遅刻だし」

「遅刻……遅刻!? えっ、ほんと!? うわぁ~やばい! 着替えなきゃ!!」

「もうすぐ飯できるから早くしろよ」

「もちろん!」