『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「「「「「さようなら!」」」」」

「「さようなら」」


今日最後の授業が終わり、放課後となった。

私たちは寮に引っ越してきたばかりなので、早く寮に行って片づけをしなきゃいけない。

依頼の内容も確認しなきゃいけないしね。

だから早く寮に帰らないといけない。

蒼と情報交換とかもしなきゃいけないし……

あ、寮に向かいながら『念話』ですれば良いじゃん。

よし、さっそく……


『蒼~』

『何だ?』

『情報交換しよ~』

『いいぞ』

『えっと~、まずは……暴走族いるじゃん?』

『あぁ、あいつらな』

『あの人たち生徒会に入ってるんだって』

『へぇ……不良が生徒会なんて終わってるな』

『まぁそうだけど、ほかに上の学年にも暴走族がいるんだって』

『あぁ、それは知ってる。っていうか、紫乃も心読めるんだからさ……情報交換なんていらなくない?』

『確かに……』

『もう着いたから、いったん終わろうぜ』

『ほんとだ……! じゃあ切るね』

『あぁ、早く部屋に行こうぜ』

『そうだね!』