『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「その……まだいたんだね」

「そうだよ、まだしたいこともあったから。何か用か?」

「えっと……うん」


もしかしたら怒られるかもしれないと思うと、なんだか言いにくい。

でも、ちゃんと言っておいた方がいいよね……


「あのね、失敗して顔見られちゃった……」

「は?」

「ご、ごめんなさい……でも、白月紫乃としては顔を見せてないし、大丈夫だと思うよ?」


私がそう言うと、蒼はため息をついた。

なんだか責められているみたいで、居心地が悪い。

もちろん、私が悪いんだけど……


「……気をつければ大丈夫なはずなんだけどな?」

「うっ、本当にごめんなさい……」


私が下を向いてしまうと、蒼はまたため息をつく。

やっぱり、怒ってるのかな……

不安になっていると、頭に温かいものが乗せられた。

顔をあげてみると、蒼が頭を撫でてくれている。


「まぁ、しのの正体がバレてないならいい。これからはもっと気をつけろよ?」

「うん、もちろん!」