『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「えっと、どれだろう……あ、これかな?」


少し迷いながらも、お目当ての情報が乗った本を見つけた。

本を開いて、ページをめくっていく。

少し探すと、すぐに無くしものの場所がわかった。

その内容を紙に写していく。

そのまま、本をおいて、女の子の元に戻っていった。


「見つけたよ! これに書いたからね!」

「ほ、本当ですか……!? ありがとうございます……!」

「いいよ! これが情報屋の役割だからね! 対価として、なんかお菓子ちょうだい!」

「もちろんです……!」


女の子はポケットからチョコレートを取り出すと、私に渡してくる。

甘いミルクチョコレートと書いてあって、とても美味しそうだ。


「これしかなくて……すみません。でも、またきます……!」

「うん、またきてね! あと、これあげる! 七不思議が書いてあるよ! 周りに教えてくれると嬉しいな!」

「はい、わかりました……!」

「じゃあ、またね!」


私が手を振ると、女の子も小さく手を振り返し手くれる。

そのまま、扉から外に出ていった。