『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「……お菓子、持って帰りますか? 僕は食べないので、よかったら」

「い、いいんですか? ありがとうございますっ」


もうこうなったら、やけ食いだ!

どうせ、『スキル』で太らないし……!

半ばやけになって、お菓子をポケットに仕舞い込んで、両手いっぱいに持つ。

そんな私を、蒼が微笑ましそうに見ていた。


「……それじゃあ、戻りますね。また、報告に来るので」

「はい、お願いします」


そう言って頭を下げた理事長。

なんだか威厳がないなぁ、と考えながらも、私と蒼は理事長室を出た。

私はお菓子を持っていて扉が開けられないので、蒼に開けてもらった。

……ちょっと、申し訳なかった。




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