『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~

「……スタート」


玲央君のその合図で、一斉に玲央君と不良たちが走り出す。

は、早い……!

不良たちも早かったけど……玲央君は、それよりもっと早い。

……本当に『スキル』を持ってないのかな? って疑っちゃう。


「……はぁ、面倒い」

「はぁっ、相変わらず早すぎだね……」

「すご〜い……」

「ゼーハー、ゼーハー……」


不良たちは玲央君がいるからかいつも以上に早く走って、とても疲れてそうだ。

でも、玲央君はめんどくさそうにしてるだけで、ちっとも疲れてなさそう……

すごいなぁ……

私は、心からそう思った。


『……しの、そろそろ再開しよう』

『あっ、うん。わかった。次は玉入れでいいかな?』

『うん、行こうか』


蒼と一緒に、玉入れのところに向かう。

さっそく玉を投げ始めて見るけど、やっぱりなかなか入らない。